焼入れでのお困り事 2

前回上げさせて頂きました事案においての補足ですが、イメージとしては輪ゴムを両手で持った状態が焼入れ前の状態でそこから少し引っ張った状態が焼入れ後の状態になります。

伸びた側をXとすると引っ張られた側がYになります、Xが伸びた分Yが細くなっているはずです。

この事から焼入れをすると縦方向が寸法+に逆に横方向が寸法-になります、寸法が長くなればそれだけ変寸も

大きくなります。ボルト穴やピン穴を作る際は変寸を考慮に入れないと組み付け時にピッチがずれてしまい

ボルトやピンが入らない場合が有ります。また歪みによる位置ズレが発生する場合が御座います。

ご依頼の際は、お気軽にご相談頂けますよう宜しくお願い致します。

次回は、歪み、割れに付いて上げたいと思います。

☆オリンピックも終わり日本勢は最多数のメダルラッシュで閉幕しました。このあとのパラリンピックの方にも期待したい所です。

焼入れでの困り事 1

こんにちわ、今回は焼入れでの困り事に付いて書いてみたいと思います。

焼入れのご依頼をされて帰ってきたら寸法が変わっていた、なんて事は御座いませんでしょうか?

これは焼入れ時における、組織変化時の変寸による物で、寸法に対し0.05%の変寸が発生しています。

例えばX=100MM、Y=100MMのダイス鋼があれば、焼入れ後X=0.05MM、Y=ー0.05MM

の変寸が起こっています。この事から、完成系の製品を焼入れしてしまうと変寸により使用不可能になってしまいます。(一部鋼材によっては完成系製品でも可能な物の御座います。)

ご依頼の際にはお気軽にご相談頂きます様宜しくお願い致します。

さて本日より北京オリンピックが開幕しました、先駆けてアイスホッケーでの初勝利が有りました。今後が楽しみですね。観戦には行けませんが、自宅からの応援で楽しみましょう。