焼入れでのお困り事 6

閲覧有難う御座います。

今回は焼頓に付いて、書いて行きたいと思います。

一口に焼頓と申しましても色々有り、あと工程において適正焼頓は変わって来ます。

今回は、一般的によく使用される「応力除去焼頓」に付いて書きたいと思います。

応力除去焼頓とは前加工にて母材に過度のストレス(今回の場合NC旋盤加工、3D旋盤加工などを指します)

受けた製品をそのまま熱処理致しますと熱を加えた瞬間にストレスが開放されてしまい製品に大きな歪みが発生いてしまい最悪使用不可の状態になってしまう事も有ります。

この様な事の無い様にする為に、応力除去焼頓を行い焼入れする前にストレスを抜いておく事で過度の歪みの発生を抑える(出ない訳では有りません)効果として用いられる用法です。

たまにストレスリリース(SR処理)の同様の用法です。

いよいよ梅雨の始まりの時期となりました。

この1ヶ月は気分的にも落ち込む時期になります、この季節を逆手にとってレイングッズで気分転換を図るのも良いかと思います。

雨の日の自転車運転では傘差し運転は道路交通法で禁止されています。

お気に入りのレインコートで楽しく安全に外出してみては如何でしょうか?

次回は球状化焼頓に付いて書きたいと思います。

焼入れでのお困り事 4

何時も閲覧有難う御座います

今回は焼き割れ、ヒビ割れに付いてご紹介致します。

皆様もご経験が御座いませんでしょうか?

依頼したら割れていた、ヒビが入っていたなどといった事が・・・

原因としては焼入れ時における歪み割れ、歪み取り時におけるヒビ割れ等が考えられます。

プレート物では中央に肉厚の薄い部分が有る場合薄い部分の冷却が早く冷却差が生じ歪みの発生に耐え切れず割る事が御座います。

ヒビ割れに付きましては主にSK類歪み取り時におけるバーナー加熱時の温度差でヒビが入る事が御座います。

対策としてはダイス鋼類に付きましては、カーボンの上に置くなどで直接風が当たらない様な対策は取れますただ  完全に予防出来る物ではない為場合によっては発生する事が御座います(お困り事 3の事象が当てはまります)

SK類に付いては歪みの出にくい炉での処理、又は比較的歪みの出にくいバスケットの中央部に置くなどの対応は 出来ますがこちらも完全に予防出来る物では無い為場合によっては発生する事が御座います。

ご依頼の際にはお気軽にお声をお掛け下さい、適切なご回答をさせて頂きます。

またお客様にご了承を頂き処理を開始させて頂きます事が御座いますので宜しくお願い致します。

いよいよゴールデンウイークが始まりました、今年は規制の無い連休となりましたが感染者数がまだ多く予防処置を講じた上で楽しい連休を御過ごし頂きたいと思います。皆様に楽しい思い出が残ります様に!

焼入れでのお困り事 3

閲覧有難う御座います、今回は前回からの関連事象で、円筒形製品の焼入れ問題に付いて上げさせて頂きます。

円筒形製品ここで上げさせて頂くのは中抜け製品、いわゆるパイプ形状品に付いて上げさせて頂きます。

パイプ形状品の焼入れに付いての注意点と致しまして、焼入れ後に楕円形状に歪みが出る事をご了承下さい

SK系及びダイス鋼系の製品に付きましても同様の事象は起こります、一度発生してしまうと歪みを取る事は出来ません、その為ご依頼の際には内、外径に研磨しろを十分にとって頂く必要が有ります。

一般的に0.4位の研磨しろをとって頂く必要が御座います、肉厚、形状により異なります。

対策としては研磨しろを取る以外に処理後にワイヤーカットをする、但この場合ワイヤーカットに対する熱体制を製品に付けないといけない為、硬度が下がります。

中にダミーの治具を入れて焼入れを行う処理が御座います、但この場合はSK系の製品に付いては適応出来ません、理由としては油冷に依る冷却の際に油が製品とダミーの間に入らず冷却不良を起こし硬度が入らないどころか組織的に異常な状態になり製品として使用出来ない場合が御座います。

以上の観点から使用できる対策が限られて来ますのでご依頼の前にご相談頂きます様宜しくお願い致します。

また高周波処理、ソルト焼入れの対応も出来ますのでお気軽にご相談下さい。

ウクライナ問題で世界中が慌ただしい状態になり悲しい現実が連日報道されております、戦争が肯定される事は決して有りません、一日でも早く終戦する様、願うばかりです。早く笑顔の溢れる日が来る事を期待しています。次回は明るい話題で投稿出来る事を願っています。

焼入れでのお困り事 2

前回上げさせて頂きました事案においての補足ですが、イメージとしては輪ゴムを両手で持った状態が焼入れ前の状態でそこから少し引っ張った状態が焼入れ後の状態になります。

伸びた側をXとすると引っ張られた側がYになります、Xが伸びた分Yが細くなっているはずです。

この事から焼入れをすると縦方向が寸法+に逆に横方向が寸法-になります、寸法が長くなればそれだけ変寸も

大きくなります。ボルト穴やピン穴を作る際は変寸を考慮に入れないと組み付け時にピッチがずれてしまい

ボルトやピンが入らない場合が有ります。また歪みによる位置ズレが発生する場合が御座います。

ご依頼の際は、お気軽にご相談頂けますよう宜しくお願い致します。

次回は、歪み、割れに付いて上げたいと思います。

☆オリンピックも終わり日本勢は最多数のメダルラッシュで閉幕しました。このあとのパラリンピックの方にも期待したい所です。

焼入れでの困り事 1

こんにちわ、今回は焼入れでの困り事に付いて書いてみたいと思います。

焼入れのご依頼をされて帰ってきたら寸法が変わっていた、なんて事は御座いませんでしょうか?

これは焼入れ時における、組織変化時の変寸による物で、寸法に対し0.05%の変寸が発生しています。

例えばX=100MM、Y=100MMのダイス鋼があれば、焼入れ後X=0.05MM、Y=ー0.05MM

の変寸が起こっています。この事から、完成系の製品を焼入れしてしまうと変寸により使用不可能になってしまいます。(一部鋼材によっては完成系製品でも可能な物の御座います。)

ご依頼の際にはお気軽にご相談頂きます様宜しくお願い致します。

さて本日より北京オリンピックが開幕しました、先駆けてアイスホッケーでの初勝利が有りました。今後が楽しみですね。観戦には行けませんが、自宅からの応援で楽しみましょう。

謹賀新年

明けましておめでとう御座います、本年もメタルヒートを宜しくお願い致します。

2021年はコロナウイルスの影響により、何かと慌ただしい1年となってしまいました。

夏季オリンピックにて日本代表の活躍に観戦が出来なかったにしろ、日本中が湧き株価も一時期3万円台に到達し

経済状況の方も上向き傾向に入って来ました。

今年は冬期オリンピックも有り、年越しで日本並びに世界中の笑顔から1年がスタート出来る事を願っております。

コロナウイルス第6波が来ておりますが、皆様が今後御健康で明るく笑顔で1年御過ごし頂けます様に。

Aichi Design Vision 2021試作品報告会

こんにちは メタルヒートです。

11月にメタルヒートの子会社である株式会社AMNが主催する商品開発プロジェクト「Aichi Design Vision 」の試作品報告会がありました。

「AICHI DESIGN VISION」は、㈱AMNが主催し、愛知県を中心としたモノづくり企業と、その企業の技術に惹かれ想いに共感したデザイナーを繋ぎ、コロナ禍において立ち上がったプロジェクトです。4か月という短い期間でオンラインにより打合せを重ね、新商品開発に取り組みます。私たちが創り出した商品には、“豊かな生活”と“幸せ”、そして、モノづくりの新しい時代を切り開いていく、“挑戦への想い”が込められています。

【プロジェクトページURL】

https://adv-aichi.com/

【Aichi Design Vision 2021試作品報告会】

日時:2021年11月19日(金)13:30~16:45

会場:ウインクあいち12階「1204」

来場人数:約50名

サブゼロ装置について【クライオ処理対応可能】

こんにちはメタルヒートです。
今回は熱処理炉ではなく、サブゼロ装置のご案内です。

サブゼロ処理とは焼入れ処理時に発生した残留オーステナイトを0℃以下に冷却することによって強制的に変態させる処理です。残留オーステナイトを減らすことにより経年変化、置き割れの防止、耐摩耗性の向上に繋がります。

主に-80℃程度までをサブゼロ、-130℃以下の温度を超サブゼロ、-190℃程度をクライオ処理と分類しています。

弊社保有のサブゼロ装置は国内最大級の容量となっております。【超サブゼロ処理装置(-196℃仕様)】
800×800×1200
最大処理量1000㎏/グロス

弊社サブゼロ装置の特徴は大きく2つあります。

  • 大型サブゼロ装置のため大物の処理が可能。
  • -196℃まで広い範囲での温度設定が可能。

ご質問・ご相談御座いましたらお気軽に連絡頂ければ幸いです。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
HP:http://www.metalheat.co.jp/  TEL:0566-98-2501

調理器具の熱処理(性能UP)

こんにちは、メタルヒートです。

今回は調理器具の熱処理事例を紹介します。

フライパンの強度アップ、耐熱性アップといった課題があり窒化処理にて対応しました。

鉄製のフライパンにはアルミ製と比較して「丈夫で長持ち」「均熱性が高い」「料理がおいしくなる」など

幾つかメリットが存在しますのが、「焦げ付きやすい」「汚れが落ちにくい」などデメリットも存在します。

窒化処理によってデメリットのいくつかは解消されます。

是非、調理器具の開発でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

株式会社メタルヒート/http://www.heat-treatment.jp/

オンライン会議・オンライン打ち合わせ対応可能

こんにちは、メタルヒートです。

現在も緊急事態宣言が発令されている中で長距離の移動やフェイスtoフェイスでの打ち合わせは難しい状況が続いております。

弊社では各種オンライン会議ツールによるオンライン打ち合わせを実施しております。

県外のお客様や社外へ出づらいお客様からの熱処理に関するご質問やお悩みにお答えできる体制を整えて御座います。

お気軽にお問い合わせください。

株式会社メタルヒート/http://www.heat-treatment.jp/