64チタン(Ti-6Al-4V)の熱処理について

新年明けましておめでとうございます。

今回は弊社での処理事例を紹介させて頂きます。

今回の依頼は3Dプリンターを使って積層造形した64チタン(Ti-6Al-4V)の熱処理です。弊社は3室式真空連続炉による高真空度とAr(アルゴン)ガスを使用することで、熱処理後の酸化・窒化を極力抑えた処理を行うことが出来ます。

積層造形の場合、加工時に表面に酸化スケールが付くことがあり、それらが熱処理(特に真空度)に影響を与えることがありますが、弊社では変わらず高真空化で処理を行うことができるノウハウがございます。

量産・試作・単品なんでも承ります。

ご興味御座いましたら、なんなりとご質問下さい。

※弊社HPにはチタン熱処理のページも御座いますのでご覧下さい。

http://www.metalheat.co.jp/technique/

 

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
HP:http://www.metalheat.co.jp/  TEL:0566-98-2501

年末年始休業のお知らせ(今年も大変お世話になりました)

こんにちは、メタルヒートです。

誠に勝手ながら窓口業務は以下の期間休業とさせて頂きます。
2018年12月28日(金)~2019年1月6日(日)

来年は、能登での新工場の操業という大きなターニングポイントを迎えます。

来年も何卒宜しくお願い申し上げます。

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超大型真空炉が搬入されました

こんにちは メタルヒートです。

弊社の第2工場に新たな炉が導入されました。

超大型真空炉(V22号炉)有効寸法1300(高)×1300(幅)×1650(長)

今回の新設備導入で同タイプの超大型炉の保有台数は5基となりました。

現在は試運転の段階で12月初旬頃より本格的に稼動を始めます。

大物・長尺・量産といったあらゆる製品のQCDにおいてメリットを出すことが出来ますので、少しでもご興味御座いましたら何なりとお問い合わせ下さい。

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光輝熱処理について

こんにちは、メタルヒートです。

最近、お客様より複数回「光輝焼入れってなんですか?」「光輝焼入れできますか?」という質問を頂きましたので光輝焼入れについて少し紹介します。

光輝熱処理とは、炉内の雰囲気を制御しながら加熱・冷却することにより酸化スケール、脱炭を防止し表面を綺麗な状態のまま仕上げる熱処理方法です。

弊社の真空熱処理も光輝熱処理のカテゴリに分類されます。

ガス冷却の設備だけでなく、油冷却の設備もございますので幅広い鋼種の処理が可能です。

まだまだ、メタルヒートの真空熱処理の優位性は語り足りませんが、詳細はHPをご覧頂ければ幸いです。

まずは、「光輝焼入れどこでできるんだ?」とお困りの際にはお気軽にお問い合わせください。

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超大型真空炉の追加導入【準備中】

こんにちは、メタルヒートです。

今月、社内では中型の熱処理炉の撤去工事が行われました。

撤去の理由は新しく超大型真空炉を1基追加するためです。

現在、搬入に向けて様々な工事や準備が予定されております。

稼動見通しが立ちましたら改めてこの場でご連絡させて頂きます。

楽しみにお待ち下さい!

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RV処理(真空マルクエンチ処理)

こんにちはメタルヒートです。

今回は弊社の特色のひとつであるRV処理を紹介します。

RV処理(真空マルクエンチ処理)はダイカスト金型、各種鍛造金型等に使用される熱間ダイス鋼類(SKD-61等)の小物・大物の熱処理を行うものです。 当社のRV処理は、炉入れから熱処理、冷却まで全ての工程が真空状態で処理されております。 均一な硬度の確保や歪み量の削減、型寿命向上を目的とした熱処理です。

特徴として

□ 金型の内外部共に均一な温度にするため冷却時の歪み量を低減

□ 冷却格差が無くなるため、硬度の均一化、割れリスクの低減

□ 組織の均一化により、金型の寿命が延びる

簡単な資料も添付致します。

ご興味有りましたらお気軽にご連絡下さい。

RV資料

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治具で見る超大型真空熱処理炉

こんにちはメタルヒートです。

今回は弊社の超大型真空熱処理炉の治具についてご紹介いたします。

参考として使用頻度の高い汎用の治具例を下記に掲載します。

【参考資料】汎用治具

治具の寸法、投入可能数量を見ていただければ、弊社設備の処理能力の高さがお分かりいただけると思います。

また、製品に応じて専用治具を考案・作成するケースも多くあります。お客様のニーズに合わせて最適な処理方法をご提案させて頂きますのでご興味御座いましたらお気軽にお声掛け下さい。

 

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長尺製品の熱処理について

こんにちはメタルヒートです。

今回は超大型真空炉での長尺製品の処理についてご紹介します。

以前、弊社にお客様から1800㎜超のシャフト形状品の熱処理が出来ないかとのお問い合わせを頂きました。

弊社保有の大型炉の寸法は1300(高)×1300(幅)×1650(奥)㎜となっており一見寸法をオーバーしているため処理できないと思ってしまいますが、斜めに入れることで最大2100㎜までは処理することが出来ます!

簡単でありますが下記の図を参照下さい。

【参考資料】 大型炉概略図

ただ、径・幅の寸法に左右されますので、詳細につきましては一度お問合せ頂けたら幸いです。

 

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各種焼鈍処理について

こんにちは、メタルヒートです。
今回は焼鈍(焼なまし)処理について紹介します。

焼鈍(焼なまし)処理には多くの種類と目的がありますが、主なものは以下の4つです。

1鋼の軟化
2内部応力の開放と除去
3炭化物の球状化
4成分元素や不純物の均一化

これらの目的に応じて焼鈍の方法(加熱、冷却)を選定します。

焼鈍の種類 目的・効果 処理温度目安
拡散焼鈍 鋳造品の成分元素や不純物の偏析を拡散し、均一に分布させる 1000-1300
完全焼鈍 鋼を最大限軟化させる。結晶粒度を整える。金属組織の標準化 750-850
等温焼鈍 鋼の軟化、歪除去、被削性の向上 700
球状化焼鈍 組織を球状にすることで、鍛造時の成形が容易になる 750-850
応力除去焼鈍 内部応力の除去、結晶粒度を整える 450-650

メタルヒートでは超大型熱処理を使用することでこれらの処理を一度に大量投入して処理を行うことが可能であり、コスト面で大きなメリットを出すことが出来ます。

ご興味御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。

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超サブゼロ装置のご紹介

こんにちはメタルヒートです。
今回は熱処理炉ではなく、サブゼロ装置のご案内です。

サブゼロ処理とは焼入れ処理時に発生した残留オーステナイトを0℃以下に冷却することによって強制的に変態させる処理です。残留オーステナイトを減らすことにより経年変化、置き割れの防止、耐摩耗性の向上に繋がります。

主に-80℃程度までをサブゼロ、-130℃以下の温度を超サブゼロ、-190℃程度をクライオ処理と分類しています。

弊社保有のサブゼロ装置は国内最大級の容量となっております。【超サブゼロ処理装置(-196℃仕様)】
800×800×1200
最大処理量1000㎏/グロス

弊社サブゼロ装置の特徴は大きく2つあります。

  • 大型サブゼロ装置のため大物の処理が可能。
  • -196℃まで広い範囲での温度設定が可能。

ご質問・ご相談御座いましたらお気軽に連絡頂ければ幸いです。

株式会社メタルヒート/http://www.heat-treatment.jp/
超大物・長尺の熱処理はお任せください

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