抗菌作用で話題の銅合金の熱処理について

こんにちは、メタルヒートです。

今回は銅合金の熱処理を紹介します。

コロナ禍において銅合金が持つ抗菌・滅菌作用ある金属として話題になることも多いですね。

銅合金の熱処理は酸化を防ぐために真空にて熱処理を行うケースが多くあります。

多くの銅合金は軟化や応力除去を目的とした焼鈍の処理が一般的ですが、ベリリウム銅は315℃で時効処理をすることで一定の硬さを得ることができます。

銅合金の種類によって処理温度が異なるため別途お問い合わせください。

注意事項として、弊社の真空洗浄機では銅合金の洗浄は行えないため、お客様で洗浄をお願い致します。

ご質問・ご相談御座いましたらお気軽に連絡頂ければ幸いです。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート

HP:http://www.metalheat.co.jp/  TEL:0566-98-2501

SUS630長尺シャフト事例紹介

こんにちは、メタルヒートです。

今回はSUS630の時効処理の事例を紹介します。

産業用機械の搬送部品で長さが800~1600mmあるシャフトですが、弊社保有の超大型炉であればすべての長さに対応可能です。

処理の結果、目立った外観や変寸の変化もなく強度を上げることができました。

時効処理の処理温度の関係上、焼入れ処理に比べて処理温度が低いため変寸・変形といった問題が起きにくいのも特徴です。

マルテンサイト系ステンレスの焼入れ処理にて変寸や変形でお困りの方は、一度時効処理をご検討いただけたらと思います。

お気軽にお問い合わせください。

愛知県安城市 株式会社メタルヒート
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