熱処理をご発注のお客様へ
                        担当: 技術部 佐藤
H・P1 アドレス  http://www.rtc.co.jp
H・P2 アドレス  http://www.heat-treatment.jp
菱輝は『クライオ処理』をやっております!!
【 クライオ処理とは? 】
クライオ処理(cryogenic treatment)とは、サブゼロ処理の一種で、
−100℃以下の深冷処理(超サブゼロ処理)の事です。(寒剤には液体窒素を使用)
通常サブゼロ処理との相違点は、通常サブゼロ処理は残留オ−ステナイトのマルテンサイト化と
経年変化(寸法安定)が主目的ですが、クライオ処理は「耐摩耗性向上」が主目的です。
特に、工具刃物に関して効果が期待できます。
又、「耐摩耗性向上」の他に、材質にもよりますが様々な特性を得る事ができます。
例えば、「ヒ−トチェックの防止」「残留応力の除去(S・R)」「結晶粒の微細化」
「電気抵抗の低下」など・・・。一度お試しいただいてみてはいかがでしょうか?
【 材質別特性例 】
適用材質例 特 性
SKD11系、SKD61系 ヒ−トチェックの防止
SKD11系、SKH系、SUS420J2、SUS440C 耐摩耗性向上
超硬、SUS(オ−ステナイト系) 残留応力の除去(S・R)
SUS316L(オ−ステナイト系) 結晶粒の微細化
電気関連材 電気抵抗低下、WEDMワイヤ、通電関係
【 納期・詳細 】
※ 処理日時は下記日程にて行っております。
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日 月曜日 火曜日
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※ 納期については基本的に中1日としておりますが、
  材質・処理内容(高温2回戻し等)により異なりますので事前にご確認下さい。
※ 処理費用についてはご相談下さい。
※ その他の真空熱処理についてもどうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
【 設備紹介 】
 
       
 
          設備名  超サブゼロ処理装置
          型 式  TSM−768PS(太陽日酸製)
          処理温度  −130℃迄可能
                      有効寸法  800T×800W×1200L